タイランドと猫とわたし

皮膚科に行って

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1. skin [皮、皮膚]
※「木の皮」「海の表面」という意味でも使われるとか。木は分かるけど、海って意外。

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 ヘルペスを確信して、やばさが重々身に染みて、そして、皮膚科に行ってきました。

 もう、両手の甲から、血がにじんでしかたがなかった。でも痒くて、掻いてしまって、指が血まみれになる、という、なんともホラーな両手で、皮膚科のドアを押しました。

 30分近くまって、やっと名前が呼ばれる。先生がにこっと笑う。「今日はどうしましたか?」先生の手元には、わたしの診察ポートフォリオがある。先生は、わたしをおちびの頃から知っている、という安心感。

 唇のヘルペスは、友の指摘が的中。「疲れてるのかなー」と先生。手の甲は「アレルギーかな」とあっさり流す先生。こんなに膨れあがっているのに、こんなに血が出ているのに、さらっと流す先生。そして、診察は、ものの5分で終了。

 先生は、すごい。「手が朽ちて腐ってしまうのではないか」「痕が残って、手の甲がかぴかぴのままわたしはこれから生きるのではないか」という不安を抱えて病院に行ったのに、全てが気苦労で、薬を飲んで&塗って、先生の言うことを聞いていればよくなるのだ、ということがわかりました。

 そして、本当に、ひと晩で、ころりっとよくなったので、やっぱり先生は、すごい。

 子どものころ、割とひどいアトピーだったわたしとわたしの姉。わたしは皮膚科に連れて行ってもらうのが大好きでした。皮膚科に行って、子どもが嬉しいこと。それは

 ミイラになれる!

 薬をしっかりと塗られ、看護婦さんたちが、手足を包帯でぐるぐる巻きにしてくれます。母と姉の心境については、知りませんが、わたしはこれが楽しかったのですー。

 周りの人たちが「かわいそうだわ、この子」という目で見るのも、わたしはおもしろかったです。そのころから、「アブノーマルであることを楽しむ」という素質を存分に発揮していたようです。

 今回、先生が処方してくれた飲み薬、よく読んだら「不安をおさえます」と掻かれた錠剤が入っていました。本当にね、おさまりましたよ、不安。皮膚科の病気って、長く続くし、視覚的に患者自身が悪いことが見えるし、確かに、精神的にやられてしまいます。

 先生、すごい。ますますファンになりました。やっぱり、皮膚科って楽しい。
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