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タイランドと猫とわたし

マイ三線

pila
1. any musical instruments [あらゆる種の楽器]
Kani ka pila! (=Let the instrument sound! =Let's play music! [音楽やろう!])

pilaには、英語からきた"bill (紙幣)"の意味もあります。音が似ていますね。でも、やはり、元の意味でこの言葉は生き続けてほしいものです。

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 ハワイイに持って行けなかった、わたしの三線。初公開。

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 黄色いミンサー織の胴巻きに赤い紐。この子は女の子です。

マイ三線_f0085850_23474494.jpg


 棹は、ちょっと見にくいですが、スンチー塗りにしてあって、真っ黒ではなくて、木目の見える茶です。太鼓のところは、本皮です。これが、ハワイイに持って行けなかった原因・・・。

 あらゆる楽器がそうであるように、三線も、楽器ひとつひとつそれぞれ音が違います。ハワイイでは、友人のを借りてずっと弾いていましたが、広島に帰ってきて、自分のこの子の音を出して、

「おぉぉぉぉ〜」

と思いました。

 やはり本皮は違う、ということなのか。自分に馴染みがあるからなのか。よく分からないけれど、深くてじーんとする音でした。棹も、こっくりと手におさまりました。

 8月、論文の呪縛から逃れてから、三線教室に復活しました。教室のみなさんは、わたしの知らない唄をさささーとこなしていって、わたしは、ぽかーんで、あれれーで、ほほーでした。ブランクを取り戻さないとーと思って、三線を抱えて工工四とにらめっこをして、覚えようとするけど、だめですね。唄を覚えていないと、唄の意味が分かってないと、さっぱりですね。理屈じゃー、歯が立ちません。

 日頃、理屈こねこねな研究をやっていると、こういう理屈抜きの感覚的な作業をするってのは、なんとも気持ちのいいものです。

 「唄三線」 精進します。

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去る9月2日(アメリカ時間)、ハワイイはオアフ島では、毎年恒例の"Okinawa festival"が開催され、わたしがお世話になっていた、UH Sanshin Club +αが舞台に出演したとか。成功したのかなー。わたしも参加したかったなー。

 ハワイイで弾いていた三線も、なつかしいです。

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9/5/06 11am 追記
 現地から、舞台の様子がメールで届けられました。たっくさんの人が参加したそうです。Magic Islandで開かれたのでしょうか? Waikiki? 海をバックに、元気な太陽の下、三線抱えて笑顔ではっちゃけてるみなさまの顔が浮かびます。

 やっぱり、なつかしいです。
by mamemama_blog | 2006-09-05 00:11 | 楽しむ@Hawaiʻi
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