タイランドと猫とわたし

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猫会議参加

 WaikikiはKalakaua通りのmacy's前で、三線の流しをやってきました。付き合ってくださった、H野さん、Tks、どうもありがとうございました。楽しかったですよー。

 でも、何なのかよく分からないのですが、終わって、帰り道から、なんだか、気持ちが暗いです。バスを降りてから、キャンパスをダッシュで横切って(夜は危ないから)、三線のハードケースを持つ手が、もう限界で、足も限界で、気分も限界で、寮が見えたところで、動きが停止。全部投げ出して、草むらにしばらく座っていました。

 周りに、わらわらと、猫が集まってきました。にゃん、と言うと、にゃん、と答えました。猫会議が始まりました。私も参加させてもらいました。

 夜の猫は、飼い猫でない限り、特に気持ちを落ち着けてくれるものではない、ということが分かりました。相変わらず、鬱です。早く元に戻って。
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by mamemama_blog | 2006-05-31 23:30 |

This IS Hawai'i

'ohana
1. family [家族]

= = = = =
 今日も天気は素晴らしい。やらないといけないことは山積みだけど、でも、部屋の中にいると陰気になってしまうので、外に飛び出しました。iBook、論文等参考資料の束、それに加え、三線も持って、大荷物で飛び出しました。向かうは、Manoa market place。

 寮からだと、この草原を横切るのがshort cut[近道]。小学校の校庭で、子どもたちがバスケット・ボールをしています。椰子の木が、みんなを見下ろしています。なんて、きれいな青空。

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 平日の昼間にここに来るのは、そういえば初めてです。いつもは入らない店を覗いてみることにしました。(Manoa market placeは、ガイドブックにも載っている、なかなかの見どころなのです。あんまり近くて、ちゃんと見たことなかった。)

 ロコ・アーティストの作品を集めたギャラリーに入る。なんて素敵。ノースの貝殻から作ったオブジェ、アクセサリー、ハワイイの自然を描いた素朴な絵、ハワイイの花から作った自然の香水・・・。お店の人が、親切に解説をしてくれました。ハワイイのことを心から愛している、ハワイイのことを根っこから知っている人が生み出したもの。ギャラリーは、温かい空気に包まれていました。日本の家族のお土産に、小さな絵を2つ買いました。

 琉球ガラスと、やはりロコ・アーティストのガラス細工を扱う店にも入りましたよ。ハワイイの海の色、そのままのガラスをつけた、素敵な小さなネックレス。日曜日の朝、farmer's marketの帰り、ショーケースを覗いては、いつも気になっていたのです。・・・手にとって身につけた途端、・・・買っていました。ずいぶんと日に焼けてしまった私の肌の色に、とてもよく馴染んでいる気がしました。

f0085850_1238861.jpg Coffee beansでコーヒーを買って、Manoa bakeryの焼きたてあんパンをかじりながら、作業、作業。

 向こうには、Manoaの雄大な山々が広がります。 頭がフリーズしてしまっても(笑)、目の前にこの景色が広がれば、気も滅入りません。


 一段落して、三線の練習場に移動。Manoa market placeから、Manoa fallsの方向に少し歩いたところに、野球場付きの公園があるのです。

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 山と空を眺めて、練習を始めました。ピチュピチュ。カラフルな鳥たちが、お囃子を入れてくれます。視界一面に広がる緑。どんな大きな声を出しても、大丈夫。

 と思いきや、ランニングしているおじさんが近づいてきました。私の前にくると、ペースをそのままに、しかし音楽に合わせて、くるりっと1回転! そして、また走り出す。このおじさん、これを何度も繰り返しましたよ。その度に、満面の笑顔で、私たちは挨拶をしました。

 つづいて・・・ちょうど「安里屋ゆんた」を弾いているとき、野球の格好をしたお父さんと僕ちゃんが近づいてきました。野球の試合かなー、お邪魔かなー、と思って、唄を止めて片付けていると・・・

  父: Are you singing Yaeyama song?[八重山の唄?<以下訳>]
  mame: 沖縄です。あら、よくご存知で。
  僕: あ、おじいちゃんが持ってたのと同じギターだ!
  父: 私の祖父が生前よく弾いていたんですよ。その唄は?
  mame: 「安里屋ゆんた」です。
  父: Asadoya yunta...あー懐かしい。
  僕: 弾いて!弾いて!
  mame: 練習の邪魔になりませんか?
  父&僕:全然っ!続けてください!
  mame: Thank you! [ありがとう!]
  父&僕: Thank YOU! [こちらこそありがとう!]

 沖縄系の方だったのですね。日本語は全く話さない親子でしたが、唄は少し分かると言っていて、「さーゆいゆい♪」と合いの手がときどき、向こうから聞こえました。ハワイイは、これがあるから、面白い。

 学校帰りにキャッチボールをしにきたという、真っ黒に日焼けした女の子も登場。

  mame: 音楽、続けていてもいい?
  女の子: 私、音楽大好き。音楽があると、ハッピーなの。続けて!

 女の子のお父さん(とても大きい、筋金入り(?)のハワイイアン)もしばらくしてやってきました。2人は、私の練習する「肝がなさ節」に合わせて首を縦に振っていましたよー。

 なんて素敵な午後。手を伸ばして、深呼吸します。ハワイイは海だけではない!山の緑と、ハワイイの人々、交わす温かい会話。

 これぞ、ハワイイ! This IS Hawai'i!!!
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by mamemama_blog | 2006-05-31 17:00 | 風景@Hawaiʻi

Skype?

昨日、友だちに勧められ、skypeなるものに登録してみました。
どなたか、これ、やってらっしゃいますか?
当blog読者の方、mamemamaにご連絡を。(e-mail or comment<--「非公開コメント」に設定すれば、mamemamaのみ閲覧できるコメントになります)

= = = = =
 こんなに良い天気なのに、ずっとパソコンと論文の前なんて、ハワイイとは、研究に追われる大学院生には、非常に残酷なところです。

 でも、今日も夕方から出かけてSunriseに行くのです。でも、太陽と海がとても見たい。
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Memorial day @ Magic island

waihona ho'omana'o
1. memory
※ Note: Waihona ho'omana'o refers to one's collection of memories or memory bank.
この語は、"memory"を集めたような、"memory"の固まりみたいなものを表すそうです。

hali'a
haili
ho'omana'o
1. memory
※ Note: Hali'a, haili, and ho'omana'o refers to a single memory of an event, place, or a person.
この語たちは、ひとつの出来事、ひとつの場所、ひとりの人などに対する、"memory"を表すそうです。

日本語の「思い出」と「記憶」の違いも、説明が難しいものです。どうして、その使い分けが必要だったのか、その言葉が生まれなければならなかったか、その文化的背景がもしあれば、そして、それが分かれば少しは分かるようになるのかな。ハワイイは、memoryに何か特別な意味があるのでしょうか。

= = = = =
 5月29日は、memorial dayで、アメリカ全土は休日です。この日は、戦争で亡くなった方達を悼む日。Honolulu郊外の墓地の前をバスで通る機会がありましたが、墓地中に、赤や黄色の花が手向けられていました。

 Ala Moana Shopping Centerの海側にMagic islandなるものがあります。昨日は、そこで、ちょっとしたイベントがありました。実は、日本のとある新興宗教のイベントらしいのですが、それは別として、私がどうしても行きたい理由がありました。それは、

Jake Shimabukuroがライブをするからです!

 Honolulu生まれの、沖縄系のJake。Ukulele弾きです。(葉加瀬太郎が曲を提供したり(My heart goes on?)、Over the rainbowなど、ポップスもたくさん演奏するJake。わたしは、"Sunday morning"というアルバムの、"Sleep walk"という曲が好きです。)

 ハワイイにいいる間、一度はJakeの生演奏を聴きたい、というか、生Jakeが見たい、と思っていたので、気分はルンルンでした。友だち数名と出かけて、芝生に陣取りました。

 眼鏡をとって、少し痩せて、髪もさらさらになって、Jake登場。30歳を越えているとは思えない、何とも無垢な顔をした小さな人でした。2曲弾いてくれましたよ♪

 その後、もちろん、フラ・モダン、フラ・カヒコもあり(祝詞がかっこよかったー)、ホラ貝の共演もあり、素敵なショーでした。

 その後の、(これが本当はメイン・イベント)灯籠流しも美しかったです。

 そのイベントには、明日帰国(!)という北大からの友だち、Sn-ichiroもいて、そして、そのイベント後にみんなで行った韓国料理屋には、「もう会えないよね・・・」と言っていたMrkoも来てくれて、みんなで楽しいディナーをしたのでした。

 人と別れるとき、本当に、私はどうしていいかよく分かりません。これまでの人生で、たくさんの「バイバイ」を経験してきましたが、いつもうまくできません。それまで楽しく話して、最後にハグをして、笑って「元気でね」と言うことしか、できません。あ、これで、いいのかな?

f0085850_711780.jpg Mrkoは、同じクラスをとって、寮でも偶然にも同じフロアになり、よくおしゃべりをしました。私が大風邪をひいたとき、本当に色々してくれたし。

 Mrkoは、かわいい猫のカードをくれましたよ。素敵なことばをもらいました。別れのとき、カードを渡すのって、素敵だな、と思いました。わたし、そんな発想できませんでした。ごめんね、Mrko。日本から、Marianne Hallに手紙を書くよ。

 このサンドイッチは、前、MrkoとMrと3人で行った、ロコに知られている素敵なカフェでいただいたもの。久しぶりに、健康的で美味しい「カフェの時間」を、素敵な友だちと過ごしたときに撮りました。


 夜は、遅くまで、Sn-ichiroとNthko,Yyaさんと、お別れおしゃべりをしました。

 もうすぐ私の番が来ますよ。

(デジタル・カメラが、とうとう壊れてしまいました。こんなときに、どうしよう)
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by mamemama_blog | 2006-05-30 11:30 | 食べ物@Hawaiʻi

オアフを見下ろす

makani
1. wind [風]

= = = = =
 友達のSnが、あと3日で日本に帰ります。帰国まで遊ぼうぜい、と、友達数名で、ドライブに出かけました。

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 まずは、チャイナ・タウンで、飲茶(ディム・サム)。やはり、チャイニーズは、大変たくましく、強いです。地元のお店情報に詳しいAk、おすすめのお店は、とても庶民的で、味も素晴らしく、チャイニーズの勢いが肌で感じられる店でした。教えてくれて、ありがとうね、Ak。

 それから、オアフの東北側、Kailuaに向かって、Pali hw. をごきげんに北上。途中、Pali look outにも、寄りましたよ("pali"とは、英語で"cliff(=崖)")。これまた、ハワイに詳しいAkが、景色を指しながら、あれがどーでこーで、と色々教えてくれながら、オアフ島を見下ろしたのでした。普段は、ギャグみたいな、恐ろしく強い貿易風が吹いているとか。今日は、静かでしたよ。

 とにかく、エメラルド色の海から、霧に包まれた山の頂まで、全て視界に入る、素敵な眺めでした。

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 Kailuaの町は、先日の平日の静けさとはうってかわって、週末、ビーチを楽しみに来た人たちで賑わっていました。ビーチも然り。

f0085850_04590.jpg 少し足を伸ばして、全米No.1の美しさを誇る、Lanikai beachまで行きました。

波のない、静かな海。
遊ぶ子ども。
飛び回る犬。
遠くに浮かぶおもちゃみたいな島。

 Snは、服を脱いで、海に入っていってしまいました(船の横の黒い点は、Snの頭)。


 Lanikai beachの後ろには、小高い丘があって、そこは素敵なハイキング・コースになっていました。30分ぐらい、歩く。そこには・・・

 長い長い、水平線がありました。澄み切った空に、雲が走っていました。吹き抜ける貿易風に、鳥が浮かんでいました。ノースの方まで、地平線が見えました。
(このあたりから、もう、カメラが使えなくなる・・・。写真がつけられなくてすみません)

 てっぺんにあった建物の屋根にのぼって、しばらく寝転がっていました。お腹の上を、貿易風が抜けていきます。私たちのおしゃべりは、笑い声は、とてもささやかではかない気がしました。口から出たはしから、風にさらわれていく。だからこそ、今の時間がとても大切なようにも思えました。海が、空が、大きすぎるのです。私たちは、小さすぎるのです。

 夜は、土曜日なので、そして、Snはうちなんちゅーなので、もちろんSunriseでした。友だちが集まって、farewell party。うちなんちゅーがたくさんいると、お囃子も、踊りも、賑やかになりますね。若い沖縄の女の子たちの、黄色い声で唄う「安里屋ゆんた(踊りつき)」は、ほんとうにかわいらしかった。わたしたち(TksとH野さんと私)の、やや歳のいった本土出身のメンバーは、すみません、という感じで弾きましたよ。笑。でも、今日も、Sunriseの夜は楽しかったです。

 素敵な土曜日でした。わたしのハワイイでの生活も、あと2週間に迫りました。
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by mamemama_blog | 2006-05-28 05:30 | 風景@Hawaiʻi

長い夜

mehana
1. warmth [温かさ] 2. warm [温かい]
aloha pumehana (=warm greetings [温かい挨拶])

= = = = -
 今日も、ハワイイは暑かったですー。やれやれ。

 延滞料金を払いに(涙)、図書館に行きました。今は、夏。プルメリアが満開の季節です。

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 ひとつ、枝から失敬して、左耳にかけてみました。プルメリアは、なんとも言えない、甘えん坊のような、芯の強いような、とにかく、南の香りがします。耳にかけただけでも。

f0085850_20162228.jpg 余談ですが、Manoaの一角には、Pulumeria pl. と名のついた通りがあります。そこには、特に、プルメリアの株があるわけでもなく・・・。

 その昔、植わっていたんでしょうかね。

 標識が傾いているのも、素敵さを演出していますね。とにかく、青い空が似合います。


 夕方から、出かけて、Ala Moana Beach parkで、海を見ながら三線の練習。ここは、下水汚染の影響がまだ残っていて、遊泳禁止区域に指定されています。でも、やっぱり、サーファーはいるのですね。確かに、ものすごい波が、次々に来ていました。巨大なチューブがたくさん生まれていました。生き物みたいに。

 それを眺めながらの、三線、島唄。わたし・・・ハワイイで何やってるんだ???

 そして夜、Sunriseに行ってきました。気が向いて。突然。ひとりで。

 「あ、mamemamaちゃんでしょう?」「mamemamaちゃん、元気?」・・・。あれ。話したことのない方から、声をかけていただいたり。毎週(といっても、ほんのここ数ヶ月)、人前で弾いていると、顔と名前が知られるものですね。しかし、覚えていただいて、嬉しいかぎりです。たいして、立派な唄でも、三線でもないのにね。すみません。みなさん。

 いつも土曜日、一緒に弾いてくれるのは、TksとH野さんです。この2人も、素敵な2人です。へっぴりな三線弾きのわたしを迎えてくれました。今日は、H野さんが突然の呼び出しにもかかわらず、来てくださいました。

 ちょこちょこ唄って、ちょこちょこ弾いて、ちょこちょこ喋って、ちょこちょこ飲んで。

 最後は、SunriseマスタのKtさんが、近所のKapahulu通りにある小料理屋(?)に連れていってくださいました。お店が終わってから、どこかに繰り出したのは、はじめてでした。Ktさんは、ちょっと酔っぱらっていて。(Tksがいないときに・・・。ごめんなさい、Tks。)

 突然、押しかけたのに、楽しい時間をいただきました。Sunriseは、本当に私のシェルターかもしれません。そこにいる人たちも、みんな。

 ハワイイにいるのに、三線を弾いているわたし。広島にいたときより、よっぽど三線を弾いて、沖縄の唄を唱っているわたし。人生の流れとは、はかりしれないものですな。

 長い夜でした。おやすみなさい。
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by mamemama_blog | 2006-05-27 01:15 | 楽しむ@Hawaiʻi

鯉と月と三線

mahina
1. moon [月]
mahina hou (=new moon [新月]) mahina piha (=full moon [満月])

※ハワイイには、Hawaiian calendarなるものがあるそうです。Moon calendar (太陰暦?)だそうです。満月の夜は、特別な日だそうです。

= = = = =
 今日2回目の投稿です。どんだけ暇なのか、というご指摘、ごもっとも。いや、暇ではないですよ。決して。ただ、1日中、パソコンの前にいて、誰とも話さない、というのが、私をここに向かわせるのです。

 ハワイイの夏は、当たり前ですが、とっても暑いです。部屋の中で勉強をしていたら、もう、汗が・・・。夕方まで、ぱたぱたと、パソコンを打ってました。で、煮つまってきて、汗もかいて、疲れて、外にやっと飛び出しました。時間は、午後5時。三線と、工工四ファイルと、iPodをかかえて。外の方が涼しいよ〜。このあたり、南の島です。貿易風が気持ちいい。

 近所の、庭に行きました。普段は、論文を読むのに使っている庭。今日は三線の練習場。池の鯉がお客さんです。どぉれ、珍しいものを聞かせてやるよ。

 毎週土曜日、Sunrise(Kapahulu通りにある、おいしくて楽しくて温かい沖縄レストラン。私の心のシェルターです)で弾いている曲を練習。いい加減、覚えないと。

f0085850_16483467.jpg ぴんと、背筋を伸ばして、あごを引いて、前を向いて、声を張って、練習しました。唄のことばを心に入れるように。心が唄に入るように。楽器の個人練習というのは、その楽器が何であれ、心が洗われる気がします。自分と静かに向き合う感じ。それが夜なら、なおさら。

1. 安里屋ゆんた
2. 娘ジントヨー
3. 島唄
4. 涙そうそう

のお決まりレパートリーに加え、

5. 童神
6. 十九の春
7.てぃんしゃぐぬ花

を中心に練習しましたよ。


 8:30pmまでずっと、唄って弾いていました。鯉に加えて、お月さんも、唄を聞いていました。最後には、爪を持つ指がしびれ、声が枯れたけど、ちょっと声でも枯れたほうが、なんだかうまくなった気がします。気のせいかな。気のせいだな。

 三線は、夜が似合います(昼は、ウクレレ!)。島酒か焼酎でも飲みながら練習できたらいいのかもしれませんが、ここハワイイは、外でのアルコールが禁止なのです。あれ、残念。

 明日、Sunriseに行きます。今日の(そして明日も)練習の成果を見せないと!
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by mamemama_blog | 2006-05-25 21:30 | 楽しむ@Hawaiʻi

Backpacker in Kailua

ho'omana'o
1. remember, remind [覚える、思い出させる]

'eke kua
1. backpack [リュックサック]
Na wai ke'eke kua 'ōma'oma'o? (=Who does the green backpack belong to? [あの緑のリュックサック誰のー?])

= = = = =
 私はバックパッカーでした。18歳のときが最初のバックパッカー旅。基本は、1人。そういう、気ままで、ポータブルな動きが好きだったのです。女の子の貧乏1人旅は、時として危険と思われますが、これで楽しいものでした。とにかくよく「構われる」のです。1人で電車に乗っても、1人でお茶をしていても、1人でチケットを買っても。必要最小限の会話で終わることは、ない。地元の人との、通りすがりの会話。どうせもう会わない、と分かっている人との会話は、あっさりしていて、明るくて、そして、実は本音だったりします。

 思い立って、Kailuaの町に行きました。Backpackに、チーズサンドイッチ、ミントティー、タオル、パレオ、水着、日焼け止め、帽子、カメラ、そして、論文の束を詰め込んで。誰との約束もない、私がどこで何をしていようが、気にとめる人は、地球上のどこにもいない。何て身軽。

 Ala moanaまで行って、そこで56番バスに乗りました。友達は、「Kailuaに行くなら、ちょっと遠回りだけど、22番か58番がいいよ。海沿いを走るから景色がいいもん」と言いました。

 いやいや、私、この56番(57番でもKailuaまでは一緒)が大好きです。オアフの東の山を越えるのです。ハワイイの山々を両脇に見ながら進むのです。霧に包まれて、その向こうには、神々のいる険しい山々がそそり立つ。山の緑は、とても濃い。

 谷を抜けたかと思うと、突然、眼下に信じられないくらいのマリンブルーの海が広がる。「わぉー」と、つい声に出したら、前の席のおじちゃんが、「毎日この景色を見るけどね、俺もここの景色は好きさ」と、日に焼けた顔をくしゃくしゃにして笑いました。みんなが愛しているハワイイの自然。でも、一番愛しているのは、もちろん、地元の人。

 30分でKailuaの町中心部に到着。そこには、のーんびりした空気が漂っていました。平日だから、人も少ない。アメリカだから、歩いている人は少ない(みんな車)。それでも感じる、何とも言えないのんびりさ。

 アンティーク屋を探していると、Thrift shopがあったので、入ってみました。Thrift shopとは、リサイクル・ショップ、質流れ品屋、みたいなお店のことです。あらあら、素敵なアロハ発見。子どもサイズで私にもぴったり。あらあら、素敵な・・・。という調子で見ていたら、気分にエンジンがかかってきました。短パン、アロハ2枚を、$6.75でお買いあげ。信じられる?この値段。また、今度来るときは、お土産のアロハを買おう、と思いました(今ならリクエスト、受付中)。

 きままでのんびりした、Kailua住民は、アンティーク屋の方角を好きずきに教えます。あっちに行ったりこっちに行ったり。くたびれて、ビーチでランチとすることにしました。

 20分ほど歩きました。Kailuaの町は、haole(白人)が多いそうです。海に向かう道の両脇には、ボートやカヤックを並べた素敵な庭が広がる家々がありました。プルメリアが満開。マンゴーが一杯なってる。ポストの上に貝殻が置いてある。・・・マレーシアと似てるな、と思いました。懐かしい。

 そして、着きました。

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 この色。何も言えません。

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 白い砂浜が遠浅に続いて、子どもたちも楽しそうに遊んでいます。波も、Waikikiと違って、穏やか。

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 少し海に入って、あとは、椰子の木にもたれて論文を読んでいました。陽が傾いてきても、ウィンド・サーファーたちは、まだまだ頑張ります(ここは、ウィンド・サーフィンのメッカだそうです)。犬が男の子と散歩していました。2人は友達みたい。ときどき、どちらかがけしかけて、海に入る。一緒に泳ぐ。沖で抱きついて、また、波に乗って帰ってくる。また走る。また海にジャンプ!いい散歩ですね。

 さて、町に戻るか。

f0085850_3351967.jpg 海の入り口にあった、general store(よろず屋)で、Lion coffeeを買いました。

 Coffeeは、頭と体をほっとさせます。これまで、どうだったか、これから、どうするか。立ち止まって考えるとき、私を助けてくれます。

 私、coffeeそのものはもちろんですが、このデザインが好きです。Honoluluで、このデザインのカップでtake outできるところ、見たことないな。素敵じゃないですか?


 町に帰って、Macy's(百貨店)の店員に、アンティーク屋の場所を訪ねました。「2階の子が知ってるって言ってたわ。ちょっと待ってて」と、彼女が去った間、帽子売り場のおにいちゃんとおしゃべり。「今日の海はどうだった?」「静かで素敵だったよ」「あそこの砂は、足に吸い付いて、まるで<行かないで>って言ってるみたいなんだよ」「私も言われたよ」「だからきみのほっぺたに、砂がついてるんだよ」「あっ」・・・ついてました。

 3つのアンティーク屋の場所を教えてもらいましたが、もうそのうちの1軒しか開いていないとか(4:30pm時点)。その1軒に行きました。閉店セールをしていました。うわさには聞いていたけど、本当なんだ。31年も続いたんだって。悲しい。

 「また、来よう」と思いました。Kailuaの町に、アンティーク屋に、海に。私は、バックパッカーだ。過去形じゃない。今もバックパッカーだ。1人で、ひょこひょこ、うろうろするのが気持ちいいのです。そして、ハワイイの田舎町は、そんな人を温かく迎えてくれます。

 今度は、もう少し足を伸ばして、全米No.1と言われるLanikai beachに行こう、と思いました。バックパックを背負って、ね。
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by mamemama_blog | 2006-05-25 08:00 | 風景@Hawaiʻi

Kuhio通りのアンティーク屋さん

kahiko
1. old, ancient [古い、古来の]

※ hula kahikohula modernがありますが、私はもちろん、kahikoのほうが好きです。かっこよくて、身震いがする。

hele
1. to come (hele wai), to go (hele aku), to move
hele wāwaleが[散歩する]で、ho'ohele i ka 'ilioが、[犬の散歩をする]です。自他動詞の違いでしょうか。動詞に何かが起こっていますね。

= = = = =
 Waikikiも雨でした・・・。せっかく雨のManoaから脱出しようと思ったのに。

 Waikikiの動物園側のはしっこ、Kapahulu通りとの交差点のところのStarbucksでコーヒー(largeにした)を飲みながら、勉強・・・のつもりが、ついつい考え事・・・。

 だんだん顔が暗ーくなってきて、ずーっと、雨がしとしと降るなか、波を待っているボーダーたちを眺めていました(この海は、ブギー・ボード専用のエリアなのです)。サーファーがどんどん前を通り過ぎていきます。みんな、海の上と同じ格好です。裸足、水着(サーフTシャツorラッシュ・ガードも)、手ぶら。サーフィンって、本当にシンプルなスポーツです。それが、こんなに気軽にできて、しかも、波がとってもいいなんて、ハワイイとは天国ですね。

 友達のTrvに「次サーフィンに行くとき、一緒に連れていってね」とメール。「じゃ、明日ね」と返事。暗い気持ちも、なんだか一段落。

 勉強も、少しはかどりました。自分がずっと間違えていたことにも、気が付きました。

 あ。そういえば、H野さんが、Kuhio通りのアンティーク屋さんが閉店しちゃうよー、と言っていたな。行ってみよう。サンダルをぱたぱた言わせて、歩きます。

 3階建てのそのお店は、なんとも素敵でした。なんでもありました。何百ドルもするアンティーク・アロハや、アンティーク・ムームーがあるのは、ハワイイならではですね。もちろん、普通のアンティーク屋らしく、レコード、Tシャツ、雑貨、カップ、ぬいぐるみ・・・色んなものがあります。

 ずいぶん楽しみました。そうだ。私、こういうの好きだったんだ。忘れてた。京都にいたときも、足繁く通ったじゃないの。毎月25日の天神さんは、朝一番に行っていたじゃないの。勉強ばっかりして、自分の趣味を忘れていました。思い出せて嬉しい、嬉しい、と体が言っている。

 高いものは買えません。安いけど、あら、素敵、というものを探すのが楽しいのです。

 これが今日の戦利品たち。

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 白い魚のピアス、和柄古生地のタイ、ハワイイ柄のタイ、そして(ここには載ってないけど)濃いブラウンのゆるゆる、楽々、子どもみたいなハワイイアン・ワンピース。総計$15.65なり。どう?

f0085850_319023.jpg 特に、この子がお値打ちでした。$5でしたよー。こんなにかわいいハワイイ柄のアンティーク。しかもラベルにはHawaiiの文字とMADE IN JAPANが刻まれているのです。

 店内で「いくらっすか?」とおやじさんに聞いたら、"5 bucks"と言い捨てたかと思いきや、"Wait,wait,wait!"と焦って訂正。フラ・ガールを見つめながら「Johnに聞け」とな。

 Johnは店の入り口で談笑をしているおじさん。Johnが煙草を消してむむっと声を出すと、近辺に居合わせた客たち、レジ係の人たち、みんながフラ・ガール・タイに群がる。


「こんなかわいいフラ・ガール。それに素朴な手刺繍。これはすごいわよ」
「でも、肝心のフラ・ガールの横に虫食いがあるからね」
「ここと、ここと、ここにも、染みがあるな」
「この水色って、この時代らしいね」
「MADE IN JAPANってのは、貴重だよ」
「え?2階で見つけたの?あー、見逃しちゃったよ。よく見つけたね」

 みんな、アンティークが好きなのね。おもしろいおしゃべりでした。気が付けば、私がした今日の始めてのおしゃべり。楽しかった。

 結局、虫食いが大きいということで、5 bucks ($5)で落札!

 楽しい夕方のお散歩になりました。教えてくれたH野さん、ありがとう。
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by mamemama_blog | 2006-05-24 08:00 | 風景@Hawaiʻi

話の相手

uliuli
1. any dark color, green, brown, blue. (such as ocean or mountains seen from a distance) [遠くから見た山や海などのような、深い色も指す] Uliuli ka moana. (=The ocean is dark blue [海って深い青色])
Note: polū (from English) is sometimes used for the color blue; however, many prefer to use uliuli for blue. [英語の借用語、polūも使われるが、青色に対してはuliuliが好んで使われる傾向にある]

ハワイイのことばがあるなら、英語の借用語は必要ありません。しかも、ハワイイのことばのほうが、奥が深く、ハワイイの自然とかみ合っているではないですか。(ハワイイには、濃い色がとても多いです。山も、土も、花も、海も。詰まってる感じ。)

= = = = =
 日曜日に猫屋敷に来てくれた人たちが帰るとき、「mameちゃん、この家で1人になって淋しくなるね」と言ってくれました。そうさ、そうさ、淋しくなるさ。

 「唄を書くんだよ」ともう1人の人が言いました。そうか、そうか。曲を作る人は、こういうときに作るのね。

 でも、そういえば、私のそばには、いつも話相手がいたのでした。洗濯物を干していても、庭で日光浴をしていても、パソコンを打っていても、裁縫をしていても、料理をしていても、論文を読んでいても、いつも、この子がいました。

どーれ、話してごらん。
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 それならば、と話してみました(話を聞いてやるから顔周りをかいてくれ、と頼まれたので、そうしました)。寡黙に、じっと聞いてくれました。

 聞いたあとには、よいしょっ、と膝にのってきました。膝で、ごきげんそうにのどをごろごろさせていました。

 聞いていたんだか、いないんだか。

 遠くから、「にゃん」と聞こえたかと思うと、このお姫もおりました。
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 今日も、オアフの空は青く、オアフの山々は緑深く、太陽は元気です。
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by mamemama_blog | 2006-05-23 10:30 |