タイランドと猫とわたし

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ショパンな年頃

 ジャズピアノのお稽古。先生は、褒める策に出た模様。どう見てもうそくさい褒めようで、タイミングも不可解で、素直に喜べない、ひねくれた生徒がここにいます。

 基本的に、ちょっと指を間違えたり、ちょっとキーを飛ばしたりしたら、指摘する。

「ほら、今間違えた」
「だって、曲を途中で止めるほうがよっぱど間違いだと思うんです」
「でもきちんと弾かないといけないでしょ」
「でも途中で止まりたくないです。間違えてるなんて、他の誰よりわたしが分かってます」
「3を4でやったでしょ」
「パーフェクトになれと言っているんでしょうか?」
「あとでしわ寄せが来るでしょ、4にすると」
「わ・か・り・ま・し・た」

"You must know..."が"...right?"と並んでよく使われる。慣れたけど、腹がたつ。腹が立つことに慣れたのか?

 眉間にしわを寄せつつ時間が過ぎてレッスン終了。

 そして、最後に彼は言うのだな。

「mame、今日はよかったよー」

 さっきまでの全部と、全然かみあってないんですけど。

= = =
 家のピアノでぽろぽろ練習をする。ジャズとは、まだ、どうも大変に物足りない。きっとわたしが与えられているピースがキーが少ない、単純なものばかりだからだ。

 いたしかたないけど、欲求不満になるので、すぐにクラシックをがしがし弾く。

 しかし、どうも最近変化が。この映画を、少し前の映画祭で鑑賞してからというもの、ショパンがとろけるように頭にある。あまい、あまい。とろとろ。ポーランドの映画。ショパンのピアノの調べがとても悲しく美しく使われていて。ショパンは、ポーランド人であることが誇りだったんよね。

 今まで、ショパンはとにかく苦手だった。ピアノを弾きます、と言って、クラシックです、と言って、「じゃ、何が好きなの?」と聞かれて、つらつらといくつか言ったあと、「ショパンだけは、どうも」というのが、わたしの会話の流れの常でした。ほんまに、苦手で。左手がひまなこと。繰り返しが多いこと。ブラームスをがんがんやったほうが、汗が流れて、指がほどよく疲れて、きもちがいい。

 しかし、今はショパンなのだ。ピアノの先生に、「お願いだからmameちゃん、1曲ぐらいはショパンをしなさい、ね」と言われ、ポロネーズだけはやった。ポロネーズだけは、楽しかった。でも、今は、Waltz L'adieu(別れのワルツ)なのである。

 あー、「別れ」の曲を、あんな風に映画で使ったなんて、ますますしめつけられるなー。

 ショパンで行こう。

 。。。ジャズ?。。。?
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by mamemama_blog | 2010-11-25 00:11 | 音楽つらつら

大人のお稽古-続編

 今日のヨガは、猛烈スピードでがしがしいきたがるHlnがいなかったので、わたしとAlcでのんびり、かつ、じっくり。そんなとき、電話が。マナーモードにしているから無視したいし、できるんじゃけど、しかし、どうも、かけ手はなかなか諦めない模様で、鳴りっぱなし(震えっぱなし)。

 出る。はろー。

 ピアノの先生からでした。ぼくの友だちが今ここにいるから、ちょっと話してくれない?と。なんのこっちゃ。

 その「友だち」に電話は手渡され、彼はなかなかタイ語なまりのきつい英語で、ばしばしと話してくる。

 そして彼は言った。"What's your problem?"

 さらに言った。"Can you speak Asian English?"

 前者。これはますますわたしの心を逆なでし、先生も先生で、なんでこんなこと友だちに言わせるんだよ!と思い。"What's OUR problem?"と言い返してしまう。

 後者。なぞ。謎。とても、謎。聞き間違えかと思って、何度も聞き返した。"Asian?" "Asian people?" "Because I am Japanese or what?" というフレーズにもして聞き返した。すると、あちらは、"Yes, yes"と。本当にわたしたちが分かりあえていたのか、不明。Asian Englishってなんだ?

 電話が先生の手に戻る。「いやー、彼のほうが英語できるし、話したらどうかな、と思って、ほら、mameさんいっぱい質問してたでしょ」って言われても、ピアノと紙などを目にしないと、そしてそのタイミングでないとできない質問ばかり。それでも一生懸命説明していると、「あー、ちょっと待って」とまた電話が手渡され、「友だち」が再登場。そして、開口一番。「おまえはタイ語を話さないのか」

 きみは、「英語ができるから」という理由で、電話の話し相手に選ばれたのではなかったか?とは思っても言えず、「話しません、残念ながら」と言う。沈黙のあと、また先生登場。

 「mame-、mameー」を連発の先生。なんなんだ???「もー、ほんまに訳わからんし、何の解決にもならん!!!」と言って、電話を切る。ヨガに戻り、中断して事情を話す。それは大変だね。Asian Englishってなんだろうね。と話す。結論はもちろんない。???のまま。

 ますます不安なピアノレッスン。さて、どうなるんだ???
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大人のお稽古

 実は、今、習い事と呼べるものを、なんとふたつもしています。

 ひとつは、ヨガ。学校の同僚と3人で、先生に学校に来てもらって、放課後にしごかれています。最近、逆立ち(head standing)を壁なしでできるようになって。具体的な成長で、とてもうれしい。

 ほかの2人は、私よりももうずいぶん長くやっていて、いろんなことができます。わたしは、体が柔らかいから、下手に軽々といろんなことができてしまって、そんな2人のクラスに入れてもらっています。ひょいと手が届いたりして、でもきちんと筋肉を使っていないとか、姿勢が整っていないとか、あって、何より、この性格、急がない、人より遅れても気にしない、自分のペースを貫くこの性格が相まって、ヨガの先生ノックは、「こういう子が一番難しい」と頭を悩ませています。

 そんなノックの声もききつつ、週に2回の、仕事をほっぽり出してヨガウェアに着替える時間はわくわくするもので。ヨガは、とても楽しい。汗がきちんとかけない体質だったのも、最近、汗ばんできているという先生の指摘。これも、成長のひとつ。からだ、がんばれ。

 もうひとつのお稽古。これは最近始めました。きのう第2回が終了したところ。ジャズピアノです。

 わたしは、根っからのクラシカル・ピアニスト。コードもよく知らないし、improvisation(即興)なんてもってのほか。楽譜があって、はじめての、練習および演奏。技はたくさんあるけど、かちこちです。

 それで、習うことにしたん。バンドでも、きっとためになるだろうし。

 しかし、これが大変、大変。大人の習い事とは、こういうので難しいのだ。そして、よく言われる「Teachers can be the worst students 教師ほど、最悪の生徒はいない」というやつを、そのまんま行っています。

 なんでそんなことをしないといけないの?それが何の意味があるの?なんで覚えないといけないの?

 はむかう、はむかう。

 だって、わたしは立派にピアノが弾けるのだ。それをなんだって、またこんなことをさせようと言うんだ。説明して!

 理屈が分かっていないと、できんのんじゃね、大人は。子どもたちの、あぁ、わたしの子どもたちのように、そのままごくごくと吸収するなんてことは、もうできんよーなったんじゃね。

 この、学習態度、姿勢は、多いに反省ポイントであります。レッスンのあと、ずいぶん自己嫌悪に。

 でもね、どうも、かちんとくることがあって、それは、うちがタイ人英語に慣れんといけんのんじゃけど、いや、でも、どうしてもかちんとくるんよー、これ。

 タイ人ってね、確認の意味の"…, right?"の使用範囲が、どうも無茶苦茶広いのです。たとえば、電話に出る。

 "Hello."
 "Are you mame, right?"

 一度目には言わないと思うのだ。なんか、なかなか通じないとか、あれ、調べてみよ、とか、そういうのが間にあって、それで、"…, right?"だと思うのだ。

 それを、ピアノの先生も、使う。いや、使いまくる。連打する。

 何か新しいこと、コードの名称なり、概念なり、そういうのをわたしに言うとき、"This is block chords, right?"と言う。そして、わたしは心でどなる 言う。"I don't know! You just said it! Am I supposed to know it? Why do I take lesson then?" それから、声に出す。"…yes."

 あまりにもわたしが素直な生徒ではないため、先生は、「ちょっと考えるね」と言っていた。来週はどうなるんじゃろ、ジャズピアノレッスン。
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映画三昧のち

 しばらくなまけていた間に、EU Film Festival 2010なるものも終わり(前の投稿では、これについての「昇天」じゃったん)、先週から始まったまた別のイベント。8th World Film Festival of Bangkok

 わたしが観たかったのは、A Man Who Ate His Cherries。「観たかった」と書いたのは、逃したから。昨年の大混乱から立ち直りつつあるCentral World。いつもそこの映画館でやっていたのに、その混乱で会場は今年は別の場所に。そして、二カ所に分けられてしまい、わたしは、ださださで、間違ったところに行ってしまった。その二カ所は、なんで????というぐらい離れていて、もう間に合いませんでした。くっすん。イラン映画、好きなん。

 しかし、このイベントはまだまだ続くので、できるだけ観ようと思っています。日本を離れると、単館系の映画から遠ざかってしまいます。こういうときに行かんとね!

= = =
 そんなことをしていると、大切な記念日を、さらりっと逃してしまいました。

 おまめさんの誕生日!おめでとう、おまめ!

 しかし、たいへん。やわらかフードをおあずけにしてしまっていました!買いに行かんと。

= = =
 体もばたばたじゃけど、心もばたばた。

 クリスマスには、こんなところには行かないことにしましてん。
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 寒い、寒いところに行きます。
(今「sa mu i」ってタイプしたら、「サムイ」ってなった。うちの語彙はそうなっとるんじゃね…)

 うきゃ♪
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by mamemama_blog | 2010-11-09 01:29 | 楽しむ@Thailand