タイランドと猫とわたし

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Language Learning and Technology

 今年のはじめに、「論文を読みあさりたい」とこの場所でちかって、事実、少しずつギアを切り替えています。

 今日は、ひとまず、現実的に使えそうなところから。Language Learning and Technologyというオンラインの学術誌をたらたら見てみました。

 わたしが研究の畠に、親指の先っぽぐらいをのせたころ、もう教職の経験はあったわけで。そのころだって、「実際に教えるときに役立つ」をいつも念頭に置いていたのは、確かです。しかし、論文を読みあさるとき、そのアンテナにひっかかる基準は、自分の研究につながるかどうか、が基本でした。それから、選択していたコースのトピックにつながるようなもの、ということ。

 読んでからは、「あ、つまり、こうで、こうこうで、あー、こういうこと?」といろいろ教育の現場を想像するわけで。しかし、手に取る基準は、すでにずいぶん狭まっていたのかもしれない、と今になると思います。修士なんて、そういうものなのか?

 その点、すっかり現場のせんせーになっている現在。なんでも読んじゃいます!この地点に立ってしみじみ思うのは、あの、苦しい大学院時代に、論文の読み方をじっくり学んでいてよかった、ということ。どのように批判的に読まないといけないか、とことん学びました。鵜呑みにしてはいけないこと。研究の手段と、教授の手段は、切り離して考えないといけないということ。量的データの見方。質的データの見方。今になって、本当に、「あぁ、あのころのわたし、わたしに教えてくださった、あのせんせー、このせんせー、ほんまにありがとう!」と、拝みたくなります。

 つ・ま・り

 実際の教育現場からとったデータを元に述べている論文を読んだところで、「あー、そうすればいいのかっ。ぽんっ」とは、いかないのだな、わたしは。むしろ、あーしたほうがよかったんじゃないか。何か隠しているんじゃないか、と思ってしまう。

 果ては、自分がやってみたくなる。

 今の自分の環境からして、ここは、行くなら質しかなさそうです。量は、無理だな。

 しかし、こういう論文なんかを見つけると、ちょっとほっとしてしまう。 結果のところで、何も出なかったのを、期間が短かったと正直に述べ、そして、でも学習者は喜んでいたようだ、と結ぶ。むむむ。採用されたのだ!この論文は!

 今の学校は、学会参加や研究会年会費、雑誌の購読など、学術方面でのサポートは、活発でありません(というか聞いたことない)。このあたり、大学勤務と違うところね。でも、もしも自分の好奇心がむくむくとこのまま元気であるなら、自腹でも、突き進んでもいいのかもしれない、と思うのです。

 もっと、論文を読もう。
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by mamemama_blog | 2011-04-25 23:43 | お仕事@Thailand

Penangはないじゃろー

 学校の食堂で、いつもの昼食。先生コーナーで、同僚と、あーだこーだと言いながら、もぐもぐ。

 今週が終われば、あとは2週間のソンクラン&イースター休み。多くの話題は、この休暇をどう過ごすか、ということに膨らみます。

 いいことじゃ。震災・津波のあとは、そのことばっかりで、正直、疲れた。会う人、会う人、日本の家族のことを聞かれて、広島はどのへんとか、どのくらい離れとるか、とか、説明せんといけんかった。で、だいたい、そのあとに、暗ーい話になる。ほんまに放射能は、とか、原発対応のいけてなさとか、亡くなった方の数とか。自分が責められているわけではないんじゃけど、でも、なんか、苦しくなった。心配してくれるのは、とても嬉しい。でも、日本のこととなると、すぐうちのところに来る、っていうその構図が、つかれた。

 そして、本日、「その後どーよ」と、我が校のField Trip to Japan「日本行き学習旅行」の話になる。企画は随分前からしとって、生徒たちの申し込みも終わって、積み立てを始めとったところ。バンコクの他のどこそこのインター校は中止したらしいとか、そういう話を聞きつつ、でも、うちらの行き先は、九州。うちとしては、キャンセルする理由が見つからない。

 しかし、親たちは、パニックになって、超過敏になっていて、もう、訳が分からんなっとる。タイ人は、すぐ言う。何かが起こったら、世界の終わりじゃって。で、むだに騒ぐ。「キャンセルはしません。少し様子を見ましょう」と言うと、「保護責任能力がない。なんという発言」のような、理性に欠ける発言が保護者から寄せられるなど、もう、やれやれ。

 もぐもぐしながらおしゃべりをしよったのは、体育の先生と、物理の先生。イギリス人。上に書いたようなことを話すと、ふむふむ、と。ほんまに、パニックなりすぎじゃーいやーってねー、って。もぐもぐ。みんな、冷静になってきて(なる人は、もうなっている)。「日本=危ない」という、一つの国単位で見ることをしなくなっている。彼らも、そう。もぐもぐ。

 体育の先生Olによると、どうも、国外遠征のPenang島行きについて、保護者から苦情が出たらしい。

「Penangは島です。海に近いです。ということは、放射能に汚染されている水が体に触れる可能性が高い!うちの生徒たちを連れて行くとは、なにごと!!」

 Penangは、ここです。↓↓

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 福島からとおおーーーーーーい。とおーーーーーい。なんたって、インド洋側じゃしっ!!!

 「と、このよーに、みんなめちゃくちゃ。保護者の言うことをいちいち聞いて、耳を傾けて、胸を痛めることのないよーに、mame!」もぐもぐ。ありがとーう、Ol! ほんまじゃねー。それ、ひどいわー。相当じゃね。もぐもぐ。

 物理の先生Mkは、イギリスの海洋汚染の話もしだした。もぐもぐ。意識が高まるのは、いいことだ、と。うん。もぐもぐ。

 うちのマイスイートホーム広島の近く、山口に、原発建設計画があるんよー。この後に及んで中止せんのんよー。もぐもぐ。なんと!そいつら、気は確かか!?もぐもぐ。かの広島の近くで、かつ、この事態で世界中が原発縮小、反対モードに染まっているところに!?もぐもぐ。

上関原発建設反対署名 オンラインでできます ←こちらから。
(これ、英語のんもあればいいのにー、と切に思った)

 もう、よーわからんなった。日本に帰りたいよー。
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by mamemama_blog | 2011-04-07 01:42 | お仕事@Thailand

小さなひとつのこと 追いつかず

 まだまだいろんなことが進行中です。

 バンドのギグのことを書こうと思っとったけど、その後もどたばたといろんなことが巻き起こって、小さなひとつひとつのことがまだまだ続いて、わたしの体力も追いつかず。投稿する気力も追いつかず。。。

 わたしの存在するコミュニティーは、日本人スタッフは、ほぼひとり。「ほぼ」というのは、もう一人先生がおってんじゃけど、彼女はあんまりコミュニケーションが好きじゃないらしいのだ(断言するところがすごいと思うが、職業的にどんなんじゃ?)。ほんで、いろんなことがわたしのところにやってくるん。

 つかれた、つかれた。

 いろんなことが、チームになってできたらいいのに、と今回の一連でとても思う。

 いや、生徒たちが言い出してくれて、それで動くものだから、チームといっては、確かにチームじゃ。でも、せんせーは、どこかで「締め」ないといけなくて、連絡とか確認とか、そういうの。

 だれか、一緒にしてください。

 と、毎日教室でどたばた作業をしていて思う日々。

 とかって思っちゃいけんよーねー。だって、みんなの温かい心のあわらされていることなんじゃし。

 しかし、だれか、一緒にしてください。

 いや、いや……。被災地で辛い思いをされている方々を思うと、そんなことで、弱音を吐きよっちゃーいけんのんじゃね。いけん、いけん。

 でも、とりあえず、今日は2時間マッサージに行ってみました。

 職員室があって、そこに同じ科目の先生がおっちゃって、相談しながら何やかんや、という日々。だいぶ前じゃけど、懐かしいわー。

 寝よ。寒いけ、おまめが布団で待っとるわ。
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by mamemama_blog | 2011-04-01 00:54 | お仕事@Thailand