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タイランドと猫とわたし

やっぱり浮き沈む

 どうもこのごろ、「うぎゃー」と、堂々と文句を言ったり、愚痴を言ったりしているような気がする。中にもんもんと溜めるよりはいいのかもしれないけれど、しかし、どうもネガティブな空気が漂っているのは事実。

 原因。蚊が多い。

 蚊とは、堂々と文句を言える相手であるのです。あ、蚊に対して、ではなく、蚊についての文句、を誰かに、という意味で。

 家の網戸がひとつ壊れていて、ちょうどその網戸がある方向のお隣さんが、池のあるお庭をお持ちで。この気候のこの地域で、そんなぼうふらのゆりかごを作らないでほしいものです。大家さんは誰かを派遣して修理した様子。しかし、網戸枠だけ直して、肝心の網戸ははまっていない。ぱっかぱかです。いっしょじゃんか。ということで、蚊が多い。

 蚊を退治する電気ラケットをぴしぴし振り回す、このごろ。みずからの体をおとりにしてまで、根こそぎやっつけてやるぞ!という意気込みもむなしく、蚊は、いなくならない(そりゃそうだ、入り口がぱっかぱかなのだから)。

 電気ぴしぴしラケットは、蚊をとらえた瞬間鋭い音がして、これは、おまめさんの大変嫌とするところであります。わたしがラケットを持つと、おまめさん、鏡と壁の隙間、とか、冷蔵庫と壁の隙間、とか思いも寄らないところに隠れる。とても気の毒。

 蚊とラケットのぴしぴし対決ストレスにはじまって、じんましん(夜、噛まれてしまうのが発端)、寝不足(夜起きてしまうのが発端)、おまめが一緒に寝てくれない(ラケットが枕元にあるから)、友だちを家に呼ぶのをためらう(そりゃ、そうさ)、など、こう考えると、ここ最近、蚊のやつらに全部持って行かれている感じだ。

 そんなことは、させん。

 蚊がよりつかないような体臭を発する人になりたいです。
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