2011を振り返る その壱
あんまり、立ち止まらない。過去を振り返ったりしない。
そんな質ですが、年末ぐらいは、やってみます。
さてはて、どんな2011年だったか…。
= = =
昨年の今頃は、寒い寒い東欧はポーランドにおりました。旅の友が一足早く発って、さて、一人になってどうするかな、と思って。で向かった先が、オシフィエンチム(Oświęcim)、ドイツ語の名をアウシュヴィッツ (Auschwitz) 。それでなくても、マイナス20度以下を記録することも珍しくなかった記録的な極寒、豪雪のこの年の冬。しかし、わたしの心はそれをふと捉え、足は向かったのでした。
ものすごく、ものすごく、寒かった。それで分かったこと、通じたことが、深くあった。痛かった。でも、行くべきじゃったし、行ってよかったん、ほんま。
そして、ポーランドのクラクフ(Krakow)で年末Chopinコンサートを聴きまくり、心動かされまくり、はらはらどきどき、した。ときめいた。思い出した。何かが眼を覚ました。で、そのまま、極寒のなか、カウントダウンに揺れる街をそぞろ歩き、ゲストハウスですやすや。
朝起きると、なんとも爽やかな元旦の青空じゃったよ。
で、実は、この旅でアコーディオンに出会い、購入してしまう。ここから、バンド活動が動くのだな。これまでピアニカじゃったけど、アコーディオンに変えたん。
この寒い寒い東欧旅行で持って帰ってきたものは、アコーディオンのほかにもあり。それは、なんともしぶとい風邪。これがもう、2ヶ月ぐらいだらだらと続いて、最後にはひどい腰痛に。そして行ったのは、人生初の、「針治療」。
風邪とか、腰が、とか、何も言わずに診察してもらって、肩と両足に針を刺される。で、これが大当たり!翌日にはすっきり治ってました。ビバ、東方医学!
あ、そうそう。これよりちょっと前に、バンコクの某フリーペーパーから、「ヘアモデルやってみません?」という連絡があったん。
背中の真ん中以上ぐらいまであった髪がばっさり切られ、前髪もどっしり作られた。(結果的に、これ、あとで大後悔。。。)
んんー、こう思うと、この辺り、いろいろ「ついてなかった」というか、どんくさくて、落ち着いとらんかったような感じがするなー。
気分をかえて、2月のmid-term休みには、北部のChiang Daoに、Shambala祭りに遊びに行くのもかねて、出かけました。気の合う同僚と出かけて、温泉に浸かったり、自転車で遠出したり。素敵な音をつくる人たちにも、会えた時期でした。
そして、3/11のあのとき、あの日。バンコクで顔なじみのバーでバンド演奏でした。日本人たちは、もう、なんだか頭がどんがらがっしゃんじゃったね。自分も、来てきてくれた友だちも。もう、何話してもどんがらがっしゃんじゃった。
で、仲間たちでばたばたとチャリティーイベントをしたり、職場では生徒たちとあれやこれやと活動をして。あー、このころ、頭も体もばったばたで、はちゃめちゃじゃったわー。
この頃はまだ、バンドもうまくまわって活動中じゃったんよね。『満月の夕』も、フルート一本とうちの歌だけで何度かやりました。Shambalaで出会った、音でつながった人も、いっしょにやってくれたり。
4月は、Laosに行きました。で、ここで、はっちゃけたら、カメラを水没させてしまった。。。
あー、ここから、写真がなくなるよーーーー。
5,6月あたりじゃったかね。前住んどった家が空き家になった、って元同居人から聞いたん。一年、なかなかいい家に、おまめとのんびり暮らした。平和じゃったけど、んー、もうちょっと「動き」があってもいいのかな、とも思った。というか、なんか、頭の理屈が具体的に生まれる前に、心は「あそこに戻って、おもろい人たちとどたばた共同生活をするぞ」という絵を描いたような気がする。あの家は、一人で住もうとは思わん家じゃったん。ちょうど、一緒に住めそうな人がおった。そして、その人は一緒に住みたいと思える人じゃった、お互い。
引っ越すと、運気が変わるっていうのは、今振り返ると、しみじみ分かるな。ただ単に生活のパターンを変える、というだけではなく。いろんなものが、がっしゃーんとひっくり返して、ありゃりゃーってなって、でも、おひょひょー、と進んでいって。
おんぼろの家に、どたばたと、ひとりふたりと入居。庭ははげ坊主。takoomeさんが庭の木を大量にくれる。きゃっ。ひとまず、どしどし、植える。
おまめも昔のすみかを思い出しつつ、庭歩き。
あ、そうそう。takoomeさんからは、庭の木だけでなく、カメラも安く譲っていただいたのです。どうしてカメラが必要じゃったかって?
へへ。夏休みに旅行に行ったんよ。すっごい旅じゃった。
それは、その弐にしよっかな。
= = =
ひとまず、2011年の半分を写真で振り返ると、なんというかなー。「大きいことは起こったようで起こらんかったけど、どうも、自分の立ち位置をつまずきながらごそごそ探しよった」ような、そんな感じがするかな。引っ越しは、確かに大きいことかもしれん。でも、自分としては、そんなに劇的なことではなく、「そうするのが自然じゃった」という感じ。おまめはどうか分からんけどね。
mamemama、これは広島で書いています。Bangkokに残してきたおまめ、元気かね。カリカリ、ちゃんともらいよるよね?
そんな質ですが、年末ぐらいは、やってみます。
さてはて、どんな2011年だったか…。
= = =
昨年の今頃は、寒い寒い東欧はポーランドにおりました。旅の友が一足早く発って、さて、一人になってどうするかな、と思って。で向かった先が、オシフィエンチム(Oświęcim)、ドイツ語の名をアウシュヴィッツ (Auschwitz) 。それでなくても、マイナス20度以下を記録することも珍しくなかった記録的な極寒、豪雪のこの年の冬。しかし、わたしの心はそれをふと捉え、足は向かったのでした。
ものすごく、ものすごく、寒かった。それで分かったこと、通じたことが、深くあった。痛かった。でも、行くべきじゃったし、行ってよかったん、ほんま。
そして、ポーランドのクラクフ(Krakow)で年末Chopinコンサートを聴きまくり、心動かされまくり、はらはらどきどき、した。ときめいた。思い出した。何かが眼を覚ました。で、そのまま、極寒のなか、カウントダウンに揺れる街をそぞろ歩き、ゲストハウスですやすや。
朝起きると、なんとも爽やかな元旦の青空じゃったよ。
で、実は、この旅でアコーディオンに出会い、購入してしまう。ここから、バンド活動が動くのだな。これまでピアニカじゃったけど、アコーディオンに変えたん。
この寒い寒い東欧旅行で持って帰ってきたものは、アコーディオンのほかにもあり。それは、なんともしぶとい風邪。これがもう、2ヶ月ぐらいだらだらと続いて、最後にはひどい腰痛に。そして行ったのは、人生初の、「針治療」。
風邪とか、腰が、とか、何も言わずに診察してもらって、肩と両足に針を刺される。で、これが大当たり!翌日にはすっきり治ってました。ビバ、東方医学!
あ、そうそう。これよりちょっと前に、バンコクの某フリーペーパーから、「ヘアモデルやってみません?」という連絡があったん。
背中の真ん中以上ぐらいまであった髪がばっさり切られ、前髪もどっしり作られた。(結果的に、これ、あとで大後悔。。。)
んんー、こう思うと、この辺り、いろいろ「ついてなかった」というか、どんくさくて、落ち着いとらんかったような感じがするなー。
気分をかえて、2月のmid-term休みには、北部のChiang Daoに、Shambala祭りに遊びに行くのもかねて、出かけました。気の合う同僚と出かけて、温泉に浸かったり、自転車で遠出したり。素敵な音をつくる人たちにも、会えた時期でした。
そして、3/11のあのとき、あの日。バンコクで顔なじみのバーでバンド演奏でした。日本人たちは、もう、なんだか頭がどんがらがっしゃんじゃったね。自分も、来てきてくれた友だちも。もう、何話してもどんがらがっしゃんじゃった。
で、仲間たちでばたばたとチャリティーイベントをしたり、職場では生徒たちとあれやこれやと活動をして。あー、このころ、頭も体もばったばたで、はちゃめちゃじゃったわー。
この頃はまだ、バンドもうまくまわって活動中じゃったんよね。『満月の夕』も、フルート一本とうちの歌だけで何度かやりました。Shambalaで出会った、音でつながった人も、いっしょにやってくれたり。
4月は、Laosに行きました。で、ここで、はっちゃけたら、カメラを水没させてしまった。。。
あー、ここから、写真がなくなるよーーーー。
5,6月あたりじゃったかね。前住んどった家が空き家になった、って元同居人から聞いたん。一年、なかなかいい家に、おまめとのんびり暮らした。平和じゃったけど、んー、もうちょっと「動き」があってもいいのかな、とも思った。というか、なんか、頭の理屈が具体的に生まれる前に、心は「あそこに戻って、おもろい人たちとどたばた共同生活をするぞ」という絵を描いたような気がする。あの家は、一人で住もうとは思わん家じゃったん。ちょうど、一緒に住めそうな人がおった。そして、その人は一緒に住みたいと思える人じゃった、お互い。
引っ越すと、運気が変わるっていうのは、今振り返ると、しみじみ分かるな。ただ単に生活のパターンを変える、というだけではなく。いろんなものが、がっしゃーんとひっくり返して、ありゃりゃーってなって、でも、おひょひょー、と進んでいって。
おんぼろの家に、どたばたと、ひとりふたりと入居。庭ははげ坊主。takoomeさんが庭の木を大量にくれる。きゃっ。ひとまず、どしどし、植える。
おまめも昔のすみかを思い出しつつ、庭歩き。
あ、そうそう。takoomeさんからは、庭の木だけでなく、カメラも安く譲っていただいたのです。どうしてカメラが必要じゃったかって?
へへ。夏休みに旅行に行ったんよ。すっごい旅じゃった。
それは、その弐にしよっかな。
= = =
ひとまず、2011年の半分を写真で振り返ると、なんというかなー。「大きいことは起こったようで起こらんかったけど、どうも、自分の立ち位置をつまずきながらごそごそ探しよった」ような、そんな感じがするかな。引っ越しは、確かに大きいことかもしれん。でも、自分としては、そんなに劇的なことではなく、「そうするのが自然じゃった」という感じ。おまめはどうか分からんけどね。
mamemama、これは広島で書いています。Bangkokに残してきたおまめ、元気かね。カリカリ、ちゃんともらいよるよね?
by mamemama_blog
| 2011-12-31 00:17
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