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タイランドと猫とわたし

誰かと暮らすということ

'ohana
1. family, relatives [家族、親戚]

onaona
1. softly fregrant [ふんわり甘く愛おしい] 2. attractive [魅力的] 3. lovely [愛おしい]

※"onaona"は、誰かに「きゅん」っと恋してしまったときに使うものです。一目惚れの恋を歌うハワイの歌に、出てきます。

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 この家の猫さんたちは、最初から私に対して、大変にウェルカムでした。私がここにいる間、何人かの友人が訪ねてきましたが、初対面の当たり方としては、私がダントツに好待遇を受けています。なんでだろう。走って逃げる人もいたりするのに。

 初対面からフレンドリーな彼らは、私が「エサをくれる人だ」と分かると、ますますフレンドリーになりました。家にいる間は、もう、ひっつきもっつき。部屋を移動すればついてくる。テラスに腰かければ膝に乗ってくる。新聞を広げれば、新聞にごろりっとのっかる(どこの猫も、これ、やるようです)。果ては、レターサイズの論文にものっかるようになってしまいました。

 もちろん寝るときも一緒です。特に、女の子のGwyneth(グヴィちゃん)のほうがすごい。

誰かと暮らすということ_f0085850_128089.jpg こんな感じで、べったりです。体に乗られることも、しばしば。


誰かと暮らすということ_f0085850_1293785.jpg 子猫返りも、よくします。布団の中に入ってきて、私のお腹(猫のお母さんのおっぱいのあるところ)に向かって、前足をふみふみ・・・。布団から出ても、気持ちが良いと、ついつい、ふみふみ。そして、うとうと。


誰かと暮らすということ_f0085850_1312511.jpg Angus(アンたん)のほうは、ベットには上がってきません。寝室の入り口で、ごろりんとなっています。


 誰か、他の生物(動物でも人でも、という意味)といるとき、私がほっとするのは、その生物の「重さ」を感じるとき。それは、そこにいて、で、体を自分に預けている、ということが、私を安心させます。私に預けてもいいんだなー、と思って、ほっとします。

 おまめが手のひらサイズだったころ、彼は、私の顔の上で寝ていました。今では信じられませんが、母は、きちんと夜通し、寝返りをうつことなく、彼にベットを提供したのでした。少し大きくなると、首とか、肩とかに下がって、お腹まで行ったかな。そのとき、(彼は特に、痩せすぎが心配だったのもあって)「重みって良いなー」と思ったものです。

 体温もいいけど、私は重みだな。前足が乗ったぐらいでも、重みが感じられると、嬉しい。

 あ、でもね、こんなこともありました。グヴィちゃんは、なかなかの巨漢です。寝るときも、慣れるまでは、夢でうなされました(笑)。先日、テーブルから私の膝に下りてくるとき、前足だけのっけて、しばらくにゃーにゃー鳴いていました(私の食べていたクッキーを欲しがって)。「ぐ・・・重い・・・」と思っていましたが、次の日、太ももに小さな「あおじ」が2つできていました・・・。

 そういうのもありながら、誰かと暮らすのは、なかなか幸せです。家に帰ると、ぱたぱたと足音が近づいてくる。何かをしていると「何しよるん?」と聞いてくる。寝ようとすると「寝るー」とやってくる。そして、自分が先に、すーすーと寝息を立てている。

 猫って何歳になっても、こんな調子ね(彼らは7歳)。でも、人間の子どもってそうはいきませんよね。やっぱり私、人間より動物のほうがいいなー。犬も、可。

(今日、音楽仲間を招いて、猫の音楽会&ティーパーティーをひっそりと開きます。2猫は、どのような反応でしょうか)
by mamemama_blog | 2006-04-29 06:30 |
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