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タイランドと猫とわたし

断食が明けたのでバックパッカーになる

 断食、明けました。土曜日をもって、最後にしました。体重は、ほぼ、変化なし(不思議だ)。でも、気持ちに変化は起こりました。

 きれいなものしか、口にしたくなくなりました。ジャンクなもの、変に調合されているもの(無脂肪の牛乳など)、刺激の強すぎるもの(油でぎらつく炒め物など)は、食べる気がおきません。あんなに好きでしかたのなかったコーヒーも、今はほしくありません。コーヒーホリックだったんだけどなー。いい水でいれた、きちんとしたコーヒーは飲みたいけどね。

 それから、食べ物のすばらしさを、心から感じられました。毎日のなかで、わたしたちが、どれほど食べ物、「食」ということに関わっているか。何を食べようかと考えて、食べ物を買って、調理をして、食べて、食器を洗って、片付けて。それをしなかったこの1週間の、なんと、さみしいこと。時間がいっぱいあった。でも、なんだかつまらなかった。食べ物は、食べるということは、わたしたちの生活に、彩りをくれます。なんとなくはわかっていたけど、でも、心からそれがわかった。

 これは、素晴らしいことではないかな?

 断食明けを祝おう!と、一緒に断食をやっていたWltrと、出かけました。場所は、彼の提案で、バックパッカーの聖地、カオサン。



 バックパッカーごっこ、をすることにしました。海賊版のCDを物色しました。タイのふざけたTシャツを、ひやかして歩きました。山岳民族の手作りランプを、値切って買いました。国際学生証を作ろうとしてみました。バケツに入った、超巨大なマルガリータを一緒に力を合わせて(笑)飲みました。意味のわからないタイ語ロックの流れるクラブで、タイ人と踊りました。調子づいたWltrは、ドレッドヘアをやってくれる小さなスタンドを見つけ、ついに「ドレッドヘアにする!」とまで言いだしました。さすがにそれは止めました。

 楽しくて、楽しくて、よく笑いました。

 「mameは、最近よく笑うねー」と、Wltr。「去年は、全然、どこにいるのかもわからなかった。でも、今年は、よく見かける。元気そうに歩いてる。顔を合わせると、遠くからでも笑って挨拶をしてくれる」

 自分でも、最近元気だなー、幸せだなー、と思っていたけど、人に言われると、嬉しい。

 陽気で、おばかで、美術の先生なのになんだかダサい、おしゃべりな、ものすごく優しい、マウイの人、Wltr。あなたのような人がいるから、笑っていられるんですよ。改めて、わたしを囲むみんなに、感謝。

"Smile"

Smile though your heart is aching
Smile even though its breaking
When there are clouds in the sky, youll get by
If you smile through your fear and sorrow
Smile and maybe tomorrow
Youll see the sun come shining through for you

Light up your face with gladness
Hide every trace of sadness
Although a tear may be ever so near
Thats the time you must keep on trying
Smile, whats the use of crying?
Youll find that life is still worthwhile
If you just smile

(Words by john turner and geoffrey parsons and music by charlie chaplin)

= = = = =
 遊んで疲れて、Wltrは、「お腹が空いてたまらんっ」と言って、BURGER KINGのベジ・バーガーを2つ買ってきました。いやー、Wltr、これはジャンクだよ。

 「え?でも、ベジバーガーだよ」だって。アメリカ人だなー。
by mamemama_blog | 2007-10-14 22:45 | 楽しむ@Thailand
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