「ほんっとに、なんか、いろんなこと起こってるよね」と同僚に言われ、まったくそのとーりです、としか言い返せないわたしです。
だって、ほんっとに、すごいもん。
その1。おまめの病気。その後、彼はすっかり回復し、ストリート猫にやられたのであろうひっかき傷がやっと「きっぽ(広島弁。標準語、知らん)」になってきたところ。それを、獣医と、ぽりぽり、かりっ、ぽりぽり、さくっ、とやって、少しずつきれいにして。そして、彼は、全く普通の生活に戻りました。
よかったーーーー。ほっ。
と思ったら、その2。
土曜日にconferenceがあって、それから帰って夕方、庭に水をやっていると、なにやら、塀のところで、ぴくぴくするピンク色のものがっ!
きっもちわるいので、近所のおばちゃん、おばーちゃんを集めて(すぐに集まる)、おそるおそる近寄ると、なんと、それは、生まれたて、というか、まだ生まれてはいけなかったんじゃないのか?というような、鳥の雛。
ベトナムなどで、孵化する直前の卵を食べますね。ね。あれより、もっと、「たまご」でした。なんというか、頭と手足はあるけど、でも、胴体は「黄身?」という感じで。想像していただけるでしょうか。はい、大変気持ち悪いです。本当に、雛さんには申し訳ないけど。
で、で、でも、動いて、口をぱくぱくさせている。見捨てるわけにはいかない。
近所のおばちゃん、おばーちゃんとのなすりあい、開始。「あんたんとこで面倒みなさい」「いや、うち猫おるじゃんか、ムリ」「きもちわるいし、ムリ」、エトセトラ。
結局、うちの敷地内で発見された、ということで、わたしのうちでひきとることに。えーーーーーっ!
「ミルクをやれ」とは、向かいのおばちゃんのコメント。鳥に牛のミルクだなんて、タイ人、らちあかんわ!と思って、お隣のSrhに来てもらうと、「ミミズをくちゃくちゃしてやるしかないね」と。いや、Srh、ムリ。
そして、ミルクやり、開始。いや、この2択では、やっぱり、ミルクでしょ。
近所のTmyが参上。彼は、おまめを獣医に連れて行くのを手伝ってくれたり、なんだか、アニマルラバーなのです。事態を理解した彼は、村に住む同僚に電話をかけ、「鳥はいらんかね」と声をかける。「『超かわいい小鳥ちゃん、いらない?』って聞いてよ」というわたしのリクエストをさりげなく無視した、正直な人でもあります。
もちろん、引き取り手が見つかることもなく、半たまごの雛と一夜を過ごす。夜中にふと何度も目がさめてしまったのは、わたしの母性本能なんでしょーか。ちょこちょこ、牛のミルクをやりましたよ。雛ちゃんは、よく飲み、そして、きちんと排泄もしました。
ほ。
と思って出かけた日曜日。
まだ続く